卒業式が縮小されることに決まり、6年生が一番残念がっていたのが、門出がなくなること。
それを、なんとか実現させたいと、先生方で知恵を絞り、校舎内で門出(お見送り)を行いました。
6年生の先生方が選んだ曲、
「栄光の架け橋」
「365日の紙飛行機」
「3月9日」が流れる中、1~5年生の児童の間を6年生が歩き、お別れをしました。
卒業証書を抱えた6年生、在校生と会うのは、この日が最後となります。
見えないところで、学校を支えてくれた6年生。
なかよし班活動では、いつも優しくしてくれた6年生。
そんな6年生にしっかり感謝の気持ちを拍手や笑顔で伝えることができたようです。
そして、6年生からお昼の放送でお礼の言葉がありました。
「在校生の皆さん、先生方、
今日はお見送りをしてくださり、ありがとうございました。
突然、学校生活が終わってしまって、とても残念ですが、
皆さんとの思い出は決して忘れません。
そして、在校生の皆さん、私たち6年生との思い出はできましたか?
時には遊んだり、叱られたり、人によっては違うと思います。
けれども、その思い出を生かして、私たちがいなくなっても、
素敵な上小生として、頑張ってください。
今日の見送り、本当に、ありがとうございました。」
卒業式という形でのお祝いはできませんが、卒業生の思い、在校生の思い、
そして、その思いを叶えてあげたいという先生方の思いが重なり、
すてきな門出ができました。
形ではなく、思いを重ねることがとても大切ですね。
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