先日、宇都宮大学教職大学院からICTを活用した授業を参観させてほしいとの依頼がありました。
緊急事態宣言中であることを考慮しリモートで授業の様子を参観してもらうことにしました。そこで、9月8日(水)に5年1組の理科の授業をリモート配信しました。
かぼちゃの花の観察をする時間でしたが、子供たちはタブレットを使ってかぼちゃのおしべとめしべの違いを見つけていました。
この学習はタブレットにあるアプリ「ロイロノート」を使って学習を進めました。ロイロノートにはいろいろな機能があります。
今回は、鷲頭先生が子供たちのタブレットに写真やワークシートを送り、子供たちはその写真を見ながらワークシートに書き込んでいました。そして書いたものはタブレットを通して先生へ提出していました。
授業後は、Zoomを使って教職大学院の学生と鷲頭先生がやり取りをしました。授業のこと、GIGAスクールのこと等、質問は多岐にわたりましたがどの学生も子供たちがタブレットを使いこなしていることに感心していました。
本来は、かぼちゃの花を手に取り実際に観察することが一番良いのですが、時期がずれてしまったり花の数が少なかったりする場合は、今回のようなICTの授業が有効となります。
ICTを使うことによって学習効果が上がる教材とそうでない教材があります。すべての教材でICTを活用するのではなく効果がある学習場面で有効に活用していきたいと考えています。