５月１５日（水）　今日は、体育館で今年度初めての【南っ子会議】を実施しました。この会議は、学校生活の充実や向上のため、学級の枠を越えた運営委員会を組織し、学校生活をよりよくするための課題を見いだし、解決するために全校児童で話し合う会議です。スタートしたのが平成２９年度ですので、今年度が３年目になります。当初は、「低学年児童が話し合いに参加できるのだろうか？」といった不安もありましたが、最近では、低学年児童が、わからない言葉についてきちんと主張し、高学年児童が低学年児童にもわかるように噛み砕いて説明する姿が見られるようになりました。また、小集団で話し合う場面では、高学年児童が、意見が言いやすくなるよう温かい雰囲気づくりを心がけ、低学年児童が発表するときには、一生懸命聴き、足りないところは補足してあげるといった心遣いも見られるようになりました。こうした自発的・自治的な取組は、多様な意見を認め合い、それぞれのよさを生かし合いながら考え、伝え合うといった姿勢を育みます。そして、児童一人ひとりの自尊感情を高め、何らかの課題に直面した際、こうすればうまくいくはずだという期待に対して、自分にはそれが実行できるという自信にもつながります。

＊本校で実施している【南っ子会議】は、近々、栃木県内の小中学校の校長先生方に『子どもの輝きを引き出す教育活動の推進』というテーマで紹介させていただくことになりました。