
2月14日(水)
本郷中学校には、数々の樹木が植えられており四季折々に美しい花を咲かせたり、暑さを防ぐ木陰を作ったりしています。
この季節は、駐輪場に入る手前の倉庫の近くから、甘い香りが漂ってきます。今年も季節を忘れずに「紅梅」「白梅」が一輪一輪と花を咲かせています。
ご来校の際には是非鑑賞してください。
今回は、「梅」に関することわざを紹介します。他にも梅に関することわざがありますので調べてみるのも面白いと思います。
「梅はその日の難のがれ」
朝、出掛ける前に梅干を食べると、その日は災難をまぬがれるという説があります。
昔、旅人が、その土地特有の熱病や風土病にかからないように、梅干を「薬」として携帯していたからです。梅に殺菌効果があることは、学問的にも認められ、多くの人が体験しています。 今でも旅館などで、朝食に梅干が出されるのは、この説が生きているためです。
「梅根性に柿根性」
梅は、梅干にしても梅肉エキスにしても、煮ても焼いてもまだスッパイことから、頑固でなかなか変わらない性質、いい意味では頑張り屋さんのことを「梅根性(うめこんじょう)」といいます。
また「柿根性」は、渋柿は焼けばすぐに渋(しぶ)がとれ、干し柿にすると一晩で甘くなることから、 いっけん頑固そうに見えても、変わりやすい性質のことをいいます。