3月7日(木)、4年生の学級でいじめの授業を行いました。
これまで、道徳科や学活でいじめについて間接的な指導を行ってきました。
いじめそのものを題材とする直接的な指導は今回で2回目です。
前回、傍観者の立場もいじめていることとになるという学習をしました。
今回は、傍観者の立場に焦点を当て授業を行いました。
はじめに、いじめの場面に出くわした主人公が、いじめられている友達を見てどうしたらよいか悩んでいる動画を見ました。(人権啓発ビデオより)
その後学級で、悩んでいる主人公は何を思っているのか想像しました。
子供たちの意見は大きく2つにわかれました。
「注意をしたいがまきこまれるのはいやだ」
「友達だから注意をしなくては」
そこで、いじめられている友達の気持ちも想像しました。
「なんでぼくが」「苦しい」「誰か気づいてほしい」「助けてほしい」「家に帰りたい」「自分が悪いことしたのかな」等の意見が出ました。
何とか助けられる方法はないか話し合いました。
「大人に伝える(親、先生、友達、警察)」
「そっと助ける(その場から離れさせる、その子の相談に乗る)」
「いじめている友達に注意をする」
「大人を入れて話し合う」
等の意見が出ました。