
6年生、最後の福祉講座は、視覚障がいについてです。

目の見えない人が、どのような日常生活を送ってるのか、お聞きしきました。
「目が見えなくても、料理もするし、掃除もする。」というお話を聞き、みんなびっくりしていました。

目が見えない人を誘導する方法を教えてもらいました。
目が見えない人に、肘か肩、どちらかを持ってもらい、少し前をゆっくり歩き、段差があったり曲がったりするときには、「少し段差があります。」「右に曲がりますよ。」等と声を掛けます。
点字の学習もしました。

実際に点字盤を使い点字を打つので、紙のセットの仕方を教えてもらいました。

表を見ながら、自分の名前を打ってみました。
点字を打つときには、右から打っていきます。

実際に打った点字を読んでもらいました。

読むときには、紙を裏返して左から読んでいきます。
点字には、平仮名しかないので、一音ずつ打っていきます。
実際に点字を打っているのを見せてもらいましたが、速いスピードで打っているのを見て、子供たちは感心していました。
点字グッズも見せてもらいました。

点字の絵本や地図などもありました。
私たちが日常生活で使っているソースやケチャップにも点字がついています。
しかし、ドレッシングと点字で打ってあっても、何味なのか分からなくて困ることがあるといっていました。そんなときこそ、私たちの出番です。
「何かお困りですか?」と、声を掛け、手助けできたらいいですね。
最後に、点字ボランティアの「ぽつてん」さんが、お話をしてくれました。

福祉を支えるボランティアもたくさんあることを知りました。
グッズに触れたり点字を打ったり、子供たちにとっては、まだまだ学習の時間が足りないようでした。
このあと、課題設定をし調べ学習を進め、まとめていきます。
これが小学校最後の総合的な学習の時間となります。
しっかり自分の課題を決め、調べていきたいと思います。
6年担任より
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