
上三川町地域包括支援センターによる「認知症キッズサポーター養成講座」を受講しました。
「認知症キッズサポーター養成講座」では、認知症の方に対して優しく応援できるようになるためのポイントを伝授していただきました。
始めに、認知症の症状について詳しくお話を聞きました。ご飯を食べたことをすぐに忘れてしまったり、場所や日付が分からなくなってしまったりすることに驚きを隠せない子どもたちの様子が見られました。

また、お話を聞くだけでなく体験活動を通して、「子ども」「高齢者」「認知症の方」の脳への情報の入り方についても学びました。
①チコちゃんの顔に模した籠があります。

②情報ピッチャー役の子は、情報が書かれたボールをたくさん投げます。

③情報キャッチャー役の子は、投げられた情報(ボール)をチコちゃんの籠の中に入れます。

「子ども」の時は、情報キャッチャーの数が多いので、たくさんの情報(ボール)をキャッチできます。しかし、「認知症の方」の時は、情報キャッチャーの数が少ないので、キャッチできる情報(ボール)が減ってしまいます。このような体験活動を通して、認知症の症状のメカニズムを具体的に理解することができました。
次に、認知症の方への接し方についても学びました。子どもたちは、一度にたくさんのことを伝えないようにすることや、いつでも優しく声掛けをすることが大切だと気付きました。

最後にオレンジリングをプレゼントしていただきました。手首につけていれば、キッズサポーターとしての目印になります。

今回の学びもこれからの生活に生かしていきましょう。
6年担任より
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