「子供たちが帰った後、学校の先生は何をしているのだろう」、そう思われた方、きっと少なくないでしょう。
「テストの丸付けや授業の準備などをしているんじゃないかな」と思われた方、正解です。でも満点ではありません。
今日は、放課後の先生方の様子をほんの一部ですがご紹介します。
①新しい指導方法を身に付けるための勉強会をしています。

学校で子供たちに身に付けさせる事柄はどんどん変わってきています。これからの社会を生きていく子供たちに必要とされる力を身に付けてもらうために。先生方も毎日勉強しています。上の画像は、ある先生の授業をもとに、「もっとよい授業にするために何をどのように改善したらよいか」を検討しているところです。画像は全ての先生方が参加する研究会の様子ですが、この他にも少人数で勉強会をしたり、個人で研究をしたりしています。先生方も勉強しているのです。
②行事の反省会を行います。
学校では行われるすべての行事は、子供たちがこれからの世の中で生きていくのに必要な力をつけるために行われます。社会が変化するのですから、求められる力もまた変わります。「名前は同じでも、自分が子どもの時の行事と中身が違う」とおっしゃる方がいますが、それはこのような理由があるからです。

この画像は、先日行った避難訓練について、リーダー(由井先生)を中心に改善点を出し合っているところです。一見スムーズに流れていった避難訓練でしたが、「休み時間に火事が起きたら、子供たちは防火扉を開けられないのではないか」「逃げ遅れの児童を探しに行っている間、担任不在の学級の児童が自分たちで適切に逃げられるようにしなければならないと思う」など、活発な意見が出されました。これらをもとに、次回の避難訓練の計画を立てるとともに、関係する機関と連携しながらより安全な体制作りに努めることとなりました。避難訓練だけでなく、運動会や卒業式などもこのような会議を経て、少しずつ変化していきます。
以上、2例をご紹介しました。放課後の先生たちの様子が少しでもお伝えできれば幸いです。
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