2019年10月、台風が日本を直撃して日本各地に井大きな被害をもたらしました。その際、田川の水が堤防を越えるという出来事がありました。『北小学校体育館に避難する」というのは「もしも」の話ではなく、実際に起きた出来事なのです。このことを踏まえて、北小学校では3年生から地元で起きる災害に備えた防災学習を行っています。
7月1日(火)に避難所開設訓練が行われました。4年生にとっては今までの学習のまとめにもなる学習の場でもありました。
まず、役場の方から、今からの訓練について説明を受けます。

体育館に移動します。4人~5人の「家族」がたくさん避難してきた、という設定です。受付の役場の皆さん、石田地区自主防災会の皆さんも真剣です。

家族がひとつの仮設テントに移動します。

テントの中では「3日間生き抜くためには何が必要か」というワークを行いました。相談しながら、必要な品物を選んでいます。「ラジオがないと情報が入らない」「水は絶対に必要、等の声が上がっている様子から、今までの学習が生かされているのが分かります。

最後に、まとめをしました。日産自動車のご協力を得て、電気自動車からの給電で送風機や照明を付けていただいたり、簡易トイレのデモンストレーションを見せていただいたりしました。

災害はいつやってくるか分かりません。北小学校では、これからも防災教育に力を入れていきます。
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