課題にも出しましたが、そんけい語とけんじょう語を見分けるのは難しいですね。今回は、敬語を使い分けるポイントをお伝えします。
敬語を正しく使い分けるには、その動作が
「だれの動作」かを考えることが大切です。
・そんけい語:目上の人など、うやまう相手の動作
「例」市長が言う。 → 市長がおっしゃる。
先生がたずねる。 → 先生がおたずねになる。
お客さまが来る。 → お客さまが来られる。
・けんじょう語:自分や身内(家族)の動作
自分が相手よりへりくだる(下手に出る)ことによって、結果的に相手の立場を上げて、けい意を表す。
「例」長谷川さんの家で夕食を食べる。 → 長谷川さんの家で夕食をいただく。
先生に会う。 → 先生にお会いする。

6年生のみなさんも、これからますます敬語を使う機会が増えます。正しい敬語が使えるすてきな上級生を目指してください。