2学期の始業式にあたり
4月からいつも、大変お世話になっております。保護者の皆様のご理解とご協力のおかげで、大過なく1学期を終えることができました。
短い休みを経て、昨日から2学期がスタートしました。2学期は、たくさんの行事があります。また、最高学年である6年生になるための準備期間でもあります。いろいろな行事を通して、6年生に向かって少しずつ成長していってほしいなと思っています。
2学期も保護者の皆様には、お力添えいただくことも多いと思いますが、1学期同様、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
稲刈りをしました。
6月に苗を植えたバケツ稲も実りの季節を迎え、10月6日に上野長一先生をお迎えし、稲刈りの体験をしました。31人がすべて違う品種の稲を育てたので、育ち方、大きさ、色などどれも同じものがなく、個性豊かな稲は、子供一人一人と同じだなぁと思いました。

自分の稲の育ちや友達の稲との違いなどを確認してから、のこぎり鎌を使って刈り取りました。
刈り取った稲は、1つのバケツで一抱えほどになりました。
刈り取った稲を昔の道具などを使って、精米するまでを体験しました。
道具は、長一先生のご自宅にある物を持ってきてくださいました。今となっては、貴重な道具ばかりです。
〔いよいよ稲刈りです。上手に刈れるかな?〕

刈り取った稲を千歯扱き、足踏み脱穀機で脱穀しました。
足踏み脱穀機の威力に驚きました。この違いは大きい!人間の知恵と技術は素晴らしい!
〔千歯扱き〕 〔足踏み脱穀機〕

脱穀した籾をとうみにかけて、「ごみ」「よい米「悪い米」に選別しました。
〔とうみのしくみは?〕 〔選別された籾を籾殻と玄米に分けて〕

選別された籾をすり鉢とボールでもみすりをしました。
長一先生の奥様と「のげ」の話をしながら作業をしました。
こんなものでできるの?と思いながらの作業でした。
籾殻がとれた玄米をびんに入れ、棒でついて精米しました。戦争中の暮らしなどで見知っている人もいました。
白米になって、おいしいご飯として食べられるようになるまでには、大変な労力と時間がかかっていたことが分かりました。この苦労を知って、給食のご飯の一粒一粒を大切に食べてほしいなぁと思いました。