5年生の総合的な学習の時間は、米作りの体験から、SDGsについて考えを広げていきます。
この日は、その1時間目。
農家の方が学校に来校し、生態系や米作りに対する思いをお話ししてくれました。
農家の先生から「生き物もごはんも田んぼの恵み」という下敷きをいただきました。
ごはん83杯でメダカ1匹が育っている、というように読み取ります。
子供たちも真剣に話を聞いています。
籾、玄米、白米、小麦などの穀物の現物を見せてくれました。
田んぼは、お米を育てるだけではなく、生き物のすみかでもあります。
生き物とお米の関係に興味を示した児童もいました。
一人一人、これから育てるお米の籾殻を渡されました。
その中には、原爆米もありました。
原爆米は、長崎に原爆が落とされたときのお米で、農家の先生は、二度とそのような不幸なことが起こらないよう、平和への思いを込めて作り続けているそうです。
この後、各家庭で種籾を水につけ、芽出しをしてきます。
その後、学校でバケツに種まきをします。
どんなふうに稲が育っていくのか、どんなふうにSDGsの学習につなげていくのか、とても興味深いです。
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