お世話になっております。
4時間授業となり1週間が過ぎました。
簡易給食(非常食パック)となり、児童たちの中では色々と思うことを言葉に出してはいますが、7月に入って発生した熊本県の球磨川氾濫(水害)の例を出し、家を洪水で流され、避難所で生活している人たちがいます。その人たちは電気も水道もままならない状態で配給された非常食を食べているかもしれないよ!
その人たちの気持ちはどんなだろうね?と考えさせました。
今、私たちは何事もなく、この非常食を食べているけれど、いつどうなるか分からないから、ただ出されている給食として食べるのではなく、自分の経験値になるように何か思って食べようと指導しました。
この簡易給食が、子供たちの中で何かしらを考える材料になってもらいたいと思います。
さて、今回も夏休みのおすすめをご紹介いたします。
前回は日光でしたが・・今回はこちら・・


・・化石掘りです!
男の子のご家庭では、すでにやっているという方もいらっしゃるかもしれませんが・・
化石掘りのいいところは、人に会わないことです!
出会うとしたら蛇や蜂などの虫です!かなり注意です。
実は栃木県は化石の産地です。
有名な所といえば、塩原の木の葉化石園ですが・・他にも佐野の秋山川付近なども有名ですね!
しかし今、県内で一番化石スポットとして熱い所は・・「那須烏山市」です!
現在、那須烏山市は、市を挙げてジオパーク登録に向けて、「那須烏山市ジオパーク構想」を推進しています。
ジオパークとは、ジオ=地球・台地 パーク=公園を合わせた造語で、地球科学的な教育活動ができる地域を指します。
那須烏山市の地層は、中生代から新生代更新世までの地層が連続して見やすい地形となっていて珍しいものです。また、化石は中新世の海だったころの化石が多く出土し、有名な化石としてオオガネクジラがあります。
尚、オオガネクジラは県立博物館に展示してありますので、興味がある方は見に行ってください。
では化石を掘りたいと思った人は、どこに行けば?と思ったでしょう!
まずオオガネクジラが発掘された荒川付近は取れます。
特に大金トンネルを過ぎたあたりの川岸が取れます。
もう一つに国道293号の小川から馬頭に入る橋の付近はよく取れます。
化石掘りの注意として、天気の状況を確認することです!荒川や那珂川は八溝山地から流れる山水を含みます。すぐ増水してしまいますので、行くと決めた前後二日間は天気に注意してください。
化石掘り、本当に子供は夢中になります。保護者は大変ですが・・。
夏休みの思い出にいかがでしょうか?